はじめに
こんばんは。
最近、Youtubeに動画投稿をしているのですが、カメラ以外の媒体でも録音をしておきたいシーンに多数遭遇しています。
そこで、既存のアプリってどのくらいのクオリティなのかを試してみたいと思います。
今回の検証では、同じYoutubeの動画(私が投稿したもの・ゲーム著作権OK)を、同じ距離同じ音量で再生して、各ボイスレコーダーアプリで録音します。
さて、今回のアプリはAppストアで「録音」と検索したときに2位表示される、「PCM録音 – ボイスレコーダー」というアプリです。※Androidも対応です。
基準の音声(ボイスメモ)
iPhoneにはボイスメモが搭載されています。
まず、ボイスメモで録音したデータがこちらになります。
音源付近にスマホを置いて録音したのですが、小さいですね。
特に設定等はいじっていません。
PCM録音による音声
こ、これは、、、聞いてみて下さい。
ほぼ同じに聞こえますね。音だけ聞くとボイスメモで十分な気がしますが…。
PCM録音の機能について
一番上の画像やサムネイルの通り、超シンプルです。
以下が画面のスクリーンショットになります。
左から、「起動後の画面」「設定画面」です。
サンプリングレートは44,100Hzが初期設定となりますが、8000〜48000Hzまで選択できます。
ファイル形式はWAVとAACから選択でき、また、マイク感度も設定可能です。
画面下部にある録音ボタンをタップするとすぐ録音が始まります。
主な機能は「バックグランドでの録音」「マイク感度の設定(公式によるとiPhone6s以降は不可とのこと※1)」「再生スピードの設定」「再生の60秒及び10秒の送り戻し」「録音ファイルのトリミング」「ファイルを他のアプリに送信する」「作成した録音ファイルの名前の変更」などなど、多数あります。
※1 実際に試してみましたが、iPhone8では機能しませんでした。
総合評価
マイク感度の調整が出来るの!?ってわくわくしていましたが、できませんでした。
それを考えると長時間録音等の再生で60秒送りや60秒戻しは使えるかな、と思うものの、「Youtube動画撮影のときの録音用」と考えると微妙でしょうか。
理由としては、トリミングや再生速度はPC上の別のソフトで行えば良いため、わざわざスマホアプリ内に無くても良いことが挙げられます。
少なくともYoutube動画用に使う場合の考えですので、皆様の用途に合わせてご一考頂ければ幸いです。