VALUに登録しました

VALUとは?


まずはじめに、VALUを知らない方へ。VALUのトップページを見ると、「だれでも、かんたんに、あなたの価値をトレード。ビットコインを用いたマイクロトレードサービスです。」とあります。む、難しい・・・!使ってみた結果、簡単に説明すると「様々な株式会社の株式を円を使って取引所で買ったり売ったりできるように、様々な個人の価値を仮想通貨を使ってサイトで買ったり売ったりできる」サービスです。売買にはビットコインを使用し、株式に当たる個人の価値1単位を「1VA」としています。また、個人の価値に関してはSNSのフォロワー数などで自動算出された後、人間の目視によって審査・決定されているようです。

まずは審査に出してみました

Facebookは元々登録してあるので、Facebookと連携していざログイン。具体的なやり方について全く事前知識がなかったのですが、意外と簡単に進めることが出来ました。いろいろな人のプロフィールを参考にしながら自分のプロフィールをちょこちょこと埋めていき、twitter(フォロワー約25000人),Instagram(フォロワー151人)とも連携し、すぐに審査へ。ちなみに発行総数を50000VA(総発行株式みたいなもの)にしたのですが、もっと少なくすれば良かったかも、と反省。多いに越したことはないとどこかで目にしましたが、売り切るのがものすごく大変なため、バランスが大事なようです。

結果の時価総額


※審査直後のスクショを撮り忘れたため、1週間ほど後のものになります

結果、18.1BTCの価値を付けて頂きました。最近のレートだと1BTC=約90万円のため、1629万円程度です。今は22VAだけ売れているため、49978VAが手元にあります。これが全部売れると、1629万円を受け取れるということになります。もちろん売れないうちは全く換金できません(私の場合、22VA分のみ換金できます)。だから売るために、「大株主に株主優待」というのと同様、「VAを買ってくれた人(VALUER)に対する優待」を設定出来ます。これから設定して、たまにはご報告しますね。

おわりに

「これは良いサービスだな!」と思いました。今後法人登記をしていない自営業者(=個人営業)がどんどん増えていく中で、「株式会社の株式に当たるものを発行できるサービス」はスモールビジネスで資金調達したい個人にとっては心強い味方になる可能性があります。懸念事項としては、「①VALUER(株式会社における株主)の権利保証が十分とは言えないこと」「②ビジネスや試みが大きくなったら株式会社にしてVALUから脱退する可能性があること」「③仮想通貨の値動きに左右されるため、価格変動が激しいこと」等でしょうか。ただ、複数サービスを展開する自営業者や、非営利活動を行う個人にとっては心強いサービスになるかもしれません。今後のサービス展開がものすごく楽しみです。

About the Author

澤田純平

1988年1月30日生まれ、東京理科大学中退。株式会社SYN(この会社)の代表取締役社長。東京青年会議所(東京JC)所属。新しい企画や未知の事業を体験することが趣味。とりあえずやってみる。